GemForexでは両建てで為替差損リスクをなくし、さらにスワップ利益の獲得が可能です。
1日あたり最大735円、1年間(365日)だと26万以上得られます。
(補足)2020.3に書いた記事でしたが、対象通貨やスワップポイントに変動があったので、2021.9に一部修正しました。
GemForexのスワップポイント ちょっと変わってる…
GemForexのスワップポイントの一覧は以下にあります。 https://gforex.asia/tradecondition/fx/swap.php
売りと買いのスワップポイントは以下の組み合わせになることが一般的です。
①売りと買いの一方がプラスで他方はマイナス
②売りもマイナス、買いもマイナス
ですが、GemForexの中には以下の組み合わせとなる通貨ペアが存在します。
③売りもプラス、買いもプラス
(2021.9修正)現在はUSDJPY(ドル円)のみが対象です。
・USDJPY(ドル円) … 買(ロング)0.21 売(ショート)0.28
この記事を書いてる時点(2020年2月)では以下3種類です。
・EURUSD(ユロドル) … 買(ロング)0.247 売(ショート)0.253
・USDJPY(ドル円) … 買(ロング)0.213 売(ショート)0.287
・USDHKD(ドル香港ドル)… 買(ロング)0.1 売(ショート)0.3
ポイントで表現されているので分かりにくいかもしれませんが、なじみのあるUSDJPY(ドル円)であれば以下の通りです。
USDJPY(ドル円) の買(ロング)を1lot(10万通貨)保持 … +21円/日
USDJPY(ドル円) の売(ショート)を1lot(10万通貨)保持 … +28円/日
売りと買い1lotずつで、1日あたり49円得られます。
GemForexの1口座最大ポジション数は30lotです。よって、15組(30lot)ポジションを持つのが最大となります。
1日最大…15組×49円=735円、1年間(365日)続けると735円×365日=26万8,275円 です。
GemForex 両建てによるアービトラージを認めてる
スワップポイントの本来的な意味あいとしては、両通貨の金利差調整にあるので、どちらもプラスになることはありません。
ですが、GemForexでは公式ホームページでその状況を認めています。 認めているどころか、むしろ両建てによるアービトラージ(鞘取り)をススめています。 https://gforex.asia/tradecondition/fx/swap/hikaku/
買いと売りの両方がプラスになる通貨ペアはいくつかあり、ここ2年程度その対象を見てきました。対象の通貨ペアおよびポイントに変動あるものの、「EURUSD(ユロドル)」「USDJPY(ドル円)」の2つはずっと対象で、しかも、両建てをしたときにちょうどキリの良いポイントになるようにしています。(ドル円であれば50円) きわめてメジャーな通貨である、ドル、円、ユーロの組み合わせを対象にしていることからも、これは会社として意図して提供しているサービスと捉えて良いでしょう。顧客(というか資金)がいたずらに流出しないよう、長く取引してもらうことを企図してのものだと考えられます。
具体的な手法
特に難しいことはなく、GemForexで対象通貨(ドル円など)で両建のポジションを持てばokです。
オールインワン口座はもちろん、ゼロスプレッド口座でも可能です。
特にゼロスプレッド口座であれば、ドル円のスプレッドが通常時0.3pipなので両建てポジションを持ってもすぐにプラスに転じます。1lotで0.3pipということは300円のマイナスからスタート、仮に買いと売りとで0.3pipの差があったとしても1日あたり49円のスワップが得られるので1週間後にはプラスに転じるということになります。49円×7日=343円

2019年10月に両建てを開始して2ヵ月ちょっと経過した2019年12月のスクショです。約43万円の原資からスタートし、48万以上の残高。70日ほどで5万以上の利益が得られています。
スワップの付与タイミング
スワップポイントの付与は曜日ごとに決まっています。
・月曜~木曜 … 1日分
・金曜 … 3日分(土日分を含む)
・土日 … 無し
その日の取引終了後(NYクローズ)に付与されます。たとえば金曜の3日分は、日本時間の土曜の朝6時または7時すぎに付与されます。
1日ごとに各ポジションにスワップポイントが加算されていき、即時に口座残高に反映されますので、日々チャリンチャリンと増えていくことが実感できます。
両建てによるスワップ獲得は最強の手法のようですが、リスク(注意点)も…
管理人は両建てによるスワップ獲得を続けてきましたが、2019年12月の年末時点で全ポジションをクローズしました。その結果、およそ10万の純利益が得られました。
最大lot数のポジションを持ち、想定どおりにスワップポイントが得られて残高が増えていくのを確認したら、あとはたまにホームページでスワップポイントの設定が変わってないかを見る程度でほとんど何もしなくてokです。
両建てなので、レートが上がろうが下がろうがまったく気にしなくてよく、ガチホさえしていれば安定的な利益が得られる。これだけ見ると最強の手法のようですが、リスク(注意点)もあります。
それはフラッシュクラッシュのような異常時のスプレッド拡大です。両建てしていれば為替差損は相殺しあえるのですが、もしも売りと買いで100pip程度の差が開くと、そのときはロスカットになる可能性があります。(原資次第です。)
GemForexで原資50万程度で最大30lotのポジションを持っていると、30pipほどのスプレッド拡大でロスカットになってしまいます。2019年1月の年始のフラッシュクラッシュのとき、GemForexではドル円のスプレッドが100pip以上開きました。万が一を考えて、 管理人は全ポジションをクローズしました。
また、リスクではないですが、この手法での獲得利益の絶対額はそれほど大きくありません。1ヶ月で2万以上得られますが、裁量トレードであれば1日で十分に獲得できる利益です。
まとめ
- GemForexでは売りと買いの両方がプラススワップとなる通貨ペアが存在する。
- それら通貨ペアを対象に両建てを行うと、常にプラスのスワップが得られる。
- 最大ポジション数は15組(30lot)で、1日あたり735円、1年(365日)で26万以上に。
- 両建てといえども、ノーリスクではなくスプレッド拡大時はロスカットになることも。