2021年5~6月に日本市場に進出してきた新規業者であるThreeTrader(スリートレーダー)について管理人が実際に使ってみた感想です。
結論:優良業者です。狭スプでおススメできます。
良い点・メリット
実際に使ってみて感じた良い点やメリットを挙げていきます。
1.スプレッド … 極めて狭い
すでにThreeTrader(スリートレーダー)の代名詞になりつつあるのがそのスプレッドの狭さです。

特に狭いと感じるのはGBPUSD(ポンドル)とXAUUSD(ゴールド)です。このスクショでは、ポンドルのスプレッドが0.5pips、なんとUSDJPY(ドル円)を下回る水準です。固定制ではなく変動制なので常にこんなに狭いわけではありませんが、それでも早朝を除き欧州/NY時間になると概ね1.0pips程度で推移しています。海外はもちろん国内FX業者と比較しても明らかに優位と言えるでしょう。
ゴールドの方もこのスクショでは1.3pips、普段も2pips以下で推移しており非常に狭く、良好なトレード環境を提供してくれています。
なお、ThreeTrader(スリートレーダー)ではピュアスプレッド口座とRAW口座の2種類の口座が選択可能です。スクショ画像はピュアスプレッド口座のもの。ピュアの方は取引ごとの手数料は無料で、RAWの方は取引ごとに片道2$/lotの手数料が発生します。ピュアのスプレッドはRAW口座+0.5となります。スキャル主体ならピュア口座が良いでしょう。
2.ストップレベル … ゼロなので指値が入れやすい
ほとんどの銘柄のストップレベルがゼロとなっています。

GBPUSD(ポンドル)の詳細をスリートレーダーとGemForexで左右で並べてみました。ThreeTrader(スリートレーダー)のストップレベルはゼロ、Gemの方は「26」となっています。よって、Gemの方は現在値から最低でも2.6pip離さないと指値が置けません。その点、スリートレーダーならどこに置いてもok、建値と同値でもok、好きなところに指値が置けます。スキャルやEA稼働時にこのストップレベルは重要で、当然ですがストップレベルはゼロが最良です。
ついでですが、スワップポイントもスリートレーダーの方が優位ですね。ロング、ショートどちらであってもマイナス幅が小さいです。
3.入金 … 手段が豊富、クレジットカード入金もエラーにならない
多彩な入金手段が用意されています。bitwallet、銀行送金、クレジットカード、USDT(テザー)での入金が可能です。
(2022.2.26追記)現在クレジットカードによる入金が不可となっています。決済会社のメンテ中とのこと。ただし再開時期は未定。2022年2月15日頃から不可となっているのですでに2週間ほど不可となっており、決済会社のメンテが2週間もかかるとは通常考えづらく、なにか入金・出金でトラブルを抱えている可能性があります。動向注視が必要。

特筆すべきはクレジットカード入金。おおよそ全種類のクレジットカードが通ります。JCB,VISA,Masterいずれのブランドもok。また、信販系、流通系、銀行系いずれの発行元でもokです。
たとえばXMに楽天カードで入金しようとするとエラーとなります(XMではなく、楽天側でフィルタを設けておりそのフィルタ上、海外FX業者への入金がエラーとなる)が、スリートレーダーなら楽天カードで入金可能です。現在ThreeTrader(スリートレーダー)の採用している決済業者であればそのフィルタがすり抜けられるようです。
4.出金 … 手段が豊富しかも早い クレカ入金しても銀行に出金可
bitwallet、銀行送金、クレジットカード、USDT(テザー)への出金が可能です。

管理人が実際にbitwallet、銀行、クレカ返金いずれも試しました。3つともスピーディで問題ありません。
・bitwallet … 1営業日以内に着金(平日の朝に出金申請し、同日の昼過ぎにbitwallet着金)
・国内銀行 … 0~1営業日後に着金、手数料ゼロ~百数十円
・クレカ返金 … 1~2週間程度で反映、手数料ゼロ(クレカ会社ごとに反映タイミングはまちまち)
なお、既存の他業者であれば入金時と出金時の手段は同じにするといったルールあるのですが、現在のスリートレーダーのルールはかなり緩やかです。ある程度のルールあるものの、たとえばクレカ入金しても入金額未満なら銀行bitwalletに出金可能など、柔軟な対応が取られています。(まだ洗練されてないだけかもしれませんが、できればこの緩やかなルールのままずっと運行して欲しい。)
(2021.7.24追記)2021年7月26日から出金手数料が発生します。毎月2回までは無料、3回目からは全ての出金方法に関して出金申請額の2.5%が手数料として差し引かれます。たとえば100万出金する場合、2.5万引かれ、97.5万で着金するということです。
(2021.7.31追記)2021年7月26日以降、7月30日までに3回出金しました。最初の2回が国内銀行、3回目がbitwallet。銀行出金時は手数料なし、3回目のbitwallet出金時に2.5%の手数料がきちんと引かれて着金しました。
(2021.8.21追記)国内銀行への送金を複数回実施しました。初回は2営業日必要でしたが、2回目以降は1営業日で着金しました。2021年8月に決済業者を変更したおかげでしょうか。さらに安心して取引できるようになりました。
(2021.9.11追記)クレカ入金後にbitwallet出金は不可です。国内銀行への出金は可能です。
(2021.10.16追記)出金回数によらず手数料無しとなりました。非常にありがたい変更です。
(2021.11.2追記)国内銀行へ出金したところ、なんと申請した当日に着金しました。0営業日です。ただ、百数十円の手数料が発生しました。スピードを取るか手数料を取るかですが、管理人としてはもちろんスピードを優先ですので非常にありがたい限りです。
5.サポート … 日本人が対応、しかも丁寧で早い
海外FXを使う際、様々な場面で不安を覚えることがあり、そういった際にネイティブ日本人サポートがいることは圧倒的な安心感につながります。
スリートレーダーでもきちんと日本人を配置しております。(管理人が確認できた範囲では2名いらっしゃいます。)不明点あればメールで問い合わせでき、きちんと日本語で回答してくれます。(当たり前かもしれませんが)回答は丁寧でスピーディ、申し分ありません。
6.独自のポイントシステムあり
取引量に応じてポイントが付与されます。貯まったポイントはキャッシュバックやiphoneなどと交換が可能です。狭スプの中、さらにポイント還元もあるというのは驚きです。
下表がポイント付与のテーブルです。
取引銘柄 | 付与ポイント(1lotにつき) |
FX、貴金属(メタル) | 10 |
仮想通貨、指標(インデックス)、原油 | 1 |
下表がポイント交換のテーブルです。(2021.10.16最新化)
アイテム | 必要ポイント |
[キャッシュバック] 10USD | 170 |
[キャッシュバック] 50USD | 825 |
[キャッシュバック]100USD | 1,600 |
[Apple] AirPods Max | 12,500 |
[Apple] iphone 13 pro 512GB | 30,000 |
[Apple] iphone 13 mini 256GB | 18,000 |
[Apple] ipad mini 256GB wifi | 14,000 |
[Apple] MacBook Pro 16GBメモリ 1TB | 40,000 |
[Apple] 24インチ iMac 13 16GBメモリ 512GB SSD | 40,000 |
[Apple] AppleWatch | 16,000 |
[Dyson] 360 heurist | 20,000 |
[Dyson] V12 detect slim | 20,000 |
[Samsung] G9 OLED Gaming Monitor | 44,000 |
[Bang & Olufsen]Beoplay A9 4th Gen | 64,000 |
[Bose] QuietComfort Earbuds | 6,000 |
[BE@RBRICK]10種類 | 76,000 |
管理人もすでにキャッシュバックを複数回獲得しております。最初に住所登録が必要で、その後、欲しいアイテムを注文。キャッシュバックであれば1営業日後に口座に反映されます。
1lotあたり70円相当のポイント還元になります。(16.0lotで10USD=1140円相当) 5分以上のポジション保持といった制約はありません。
色々なアイテムが並んでおりますが、キャッシュバックを除いた製品群については色やスペックなどある程度は選択可能です。また、リストにはないものでも申請すれば受理されることもあります。ポイントが貯まって欲しいものがあれば是非サポートに相談しましょう。
(2021.7.24追記)ポイントが貯まってキャッシュバック申請する場合、10USDで小分けに申請した方がお得です。たとえば50USDキャッシュバックする場合、10USDを5回小分けで申請すると166ポイント×5=830ポイント消費。50USDを1回で申請すると833ポイント消費。よって小分けの方が3ポイントお得です。(数百円程度の差ですが覚えておいて損はないと思います。)
(2021.10.16追記)2021.10にリストが最新化され、キャッシュバックも同時に見直されました。以前と違って、現在は100USDのキャッシュバックが最もお得になりました。(2021.7.24追記した時点では10USDが一番お得だった。)この点については当ブログの管理人からスリートレーダーのサポートに連絡しており、ついにそれが反映されたのではないかなと思っています。
7.複数口座間の資金移動(振替)がスピーディ
口座を複数開設することが可能で、しかも口座間の資金移動(振替)がスピーディに行えます。マイページの資金管理から、各口座の「振替」ボタンより進み、金額入力して実行すると即時に移動します。

個人的にすごくいいなと感じるのは、資金移動時に移動前後での金額を表示してくれる点です。元口座の残高がいくらになるのか、移動先の残高がいくらになるのか、それを確認してから資金移動が実行できますので、無用の操作ミスなどを防ぐことに役立っています。

悪い点・デメリット
悪い点はそれほどないのですが、あえてあげてみます。
1.実績が不十分(運営歴が短い)
新規業者なのである意味どうしようもないのですが、運営歴が短いため、様々な側面で不安はあります。
突然、日本市場を撤退する可能性もゼロではなく、その際の資金保全はどうなるのか、など枚挙にいとまなし。ただ、こればかりは時間が解決するのを待つしかないでしょう。できれば末永くお付き合いしたい業者です。
2.ボーナスなし
これもデメリットとは思わないですが、一応あげておきます。他社で実施しているような入金額に応じてボーナスが付与されるようなことをスリートレーダーは実施していません。
むしろ、ボーナス提供がないからこそ狭スプの提供が可能なので、個人的には引き続きボーナスなしを継続して欲しいと思っています。
(2021.10.16追記)2021.10まで出金時に手数料が発生しており(月2回までは無料、3回目以降は2.5%)、そこはデメリットでしたが現在は無料になっています。よって、デメリットとしての記載も削除しました。
まとめ
まだ運営歴は短いものの基本的にメリットだらけの優良業者と評価しています。ボーナスに頼らず、純粋に取引するトレーダーにとってはおススメのFX業者と言えます。
今後も管理人自身が取引を行い、なにか気づいた点があれば記事にしたいと思います。
まだThreeTrader(スリートレーダー)の口座を開設していない方は、この機会の開設をおススメします。