2020年4月20日(月)-4月24日(金)の振り返り、そして4/27(月)以降のシナリオを考えてみます。
恐怖指数(VIX指数)
以下は恐怖指数(VIX指数)の日足です。

今週も週足で陰線です。特に4/24(金)に大きく落ちています。
先々週、先週の記事で「今週も下落トレンドのまま、30台でレンジを形成すると考えます。」と書きました。今週もおおむねその通りの展開になりました。そろそろ方向性が決まりそうです。このまま下落トレンドを強めるのか、反発(悪化)するのか。なんとなく今週は反発(悪化)に振れそうです。ここらで1回振り落としを入れてきそうです。50を超えてワンタッチ、あとは40台をうろうろ、といった動きでしょうか。
コロナ騒動で亡くなった人、日本では数百人いるようです。
コロナ騒動で死にそうな思いをしている人、日本でどれくらいいるか考えたこと、ありますか。
医療従事者をはじめとして、広範・多岐にわたる分野で、計り知れない損失が出ている。
失業者、自殺者、家庭を失った人。それらは数百人どころではない。
そして、これからもその影響が続く。
人命が大切。それは真理。
でも、日常の生活、それは大切ではないのですか。
日本では次のターゲットを「5月6日の連休明け、7日」に置いています。緊急事態宣言が解除され、学校や会社も通常どおりに戻るのか。それに向けて、材料を集めている人がいるでしょうし、かたやでそうさせない材料を集めている人もいるでしょう。
今後の展開として、いったん政府からは緊急事態宣言の解除をすると思います。しかも根拠レスで不十分な説明のまま。そして、お約束どおり、そこに批判が集中。で、やっぱり解除しません、緊急事態を継続します、というぐだぐだな展開になる予感です。
アメリカ待ちなんでしょう。結局のところ。
トランプ大統領と完全に一致するかどうか。日本(政府)としての判断基準を持ち合わせてない。
それならそう言えばいいのに。アメリカに判断を委ねています、と。わけ分からない発言をして右往左往するよりよっぽどいい。
大阪府知事の吉村さん、「吉村、寝ろ」が話題になるほどにエネルギッシュに動いてますね。もちろん本人は寝てるんですよ、当然ですけど。東京都知事の小池さん同様に好評価が集まっています。安部首相をはじめとした国政が愚策を連発するがゆえ、その対比もあってこの2人が妙に良く見えてしまう。メディア向けにどのような印象を与えるべきか、うまく考えているんでしょうね。本人というより、まわりにいるスタッフに優秀な人が多いのかもしれません。発言がどう報道されるか、どう切り取られるか、そのへんを意識しているのでしょう。未来志向の2人にこれからも期待したいと思います。
世界を舞台にした茶番劇、そろそろ終盤が見えてきそうです。 4月末前後、トランプ大統領のツイートに注目してもいいのでは。
なんでもないようなことが、幸せだったと思う。
ダウ(アメリカ株価指数)
ダウ(アメリカ株価指数)の日足です。

4/20,21の2連続陰線、以降は23400台を中心に上下うろうろ。週足は下髭陰線です。24400付近に抵抗あり、頭を抑えられている。
引き続き「一時的な下落を伴いながらのゆるやかな上昇」というのがダウの今後のシナリオです。 これから先、20000ドルを割り込むような再度の暴落はないと考えています。これ以上の株価下落はトランプ大統領が全力で阻止することでしょう。
3万ドル目前からの18000ドル台への急落。そこから24000ドル台の回復ということは半値戻しですね。 半値戻しは全値戻し。相場のことは相場に聞く。チャートに真実がある。下がるときは一瞬ですが、上がるときはゆっくりと。短期で下落、中長期では上昇。短期でも上昇を示したタイミングでエントリーするのが良いと思います。
土日のダウ先物(サンデーダウ、ウィークエンドダウ) IG証券
IG証券のダウ先物は土日でもレートが表示されます。 週明けの方向性確認に有効です。 https://www.ig.com/uk/indices/markets-indices/weekend-wall-street

この土日もほとんど変わらずです。数週間前は土日に数百pipsも下げてましたが、その頃の異常事態からは脱却しました。
ダウの相場としては、安定してきましたね。タイミングを間違えずに買いでエントリーすれば利益が抜ける相場です。逆張りはダメ。資金に余裕あるなら、ひたすら長期保持するのが優位です。中期的にダウは確実に上がります。
原油先物(WTIOIL、オイル)
WTI原油先物の日足、週足です。


先週、原油は異常な相場になりました。5月先物がマイナスに。「史上初」のオンパレードです。週足で下髭陰線ですが、一般的なそれとは違います。4/24(金)の終値17ドル台、先週の乱高下の結果、よくぞここまで戻した、というところです。
先々週は「今後は上がるだけ」と書き、先週は「日足、週足の形からするとさらに下げる可能性があります。落ちるナイフを拾わないよう、落ちてから拾うようにしたつもりでしたが、まだ落ちている最中でした。」と書きました。その予想は当たっているかもしれませんが、正直このような展開は予測不能でした。10ドルを割り込むのが想像の限界で、それより下は未知の世界。先物ならではのマイナスという値付けには驚きしかないです。
先週から幾分の落ち着きは取り戻しつつあるものの、今後も乱高下しやすい環境です。アメリカのシェールガス企業の動向、中東やロシアなどの産油国の動向、なにより世界的な経済情勢悪化で原油は大きく影響を受けます。
チャートの形からしても、下落と上昇のどちらにも動きますので、触らない・様子見が吉です。最終的には買いで入るものの、そのタイミングが難しい。
管理人も先週は原油エントリーしたものの、かなり損失が出ました。為替やダウであげた利益を飛ばしてしまいました。ヤラレタ。
自信のあるチャートになったときだけエントリーすればよいです。待つも相場です。毎日チャンスですが、毎分、毎時間チャンスではないですからね。
金(GOLD)
金(GOLD)の日足です。

相変わらず値動きが激しいです。1日あたりの値動きは数十ドル(数百pips)級。
週足ではしっかり陽線。先週の記事では「チャートの形からすると、もう少し下落しそうです。1600ドル割れも十分にありえます。」と書いたものの、これははずれ。あまり大きく下落せず1660ドル付近で反発して上昇。
今週も引き続きボラの高い相場になりそうです。この異常情勢においては、安全資産といわれる金に資金が集中しやすい。為替と違い、金はどの時間帯でも取引される。東京時間、ヨーロッパ時間、アメリカ時間のいずれも。極小ロットのリピート系EAの運用で利益が抜きやすい状況です。スプが大きいので、それが落ち着いたら、EAまわしてみようと思っています。
海外FXのススメ
先週に引き続き、いままさにコロナ騒動のせいで(おかげで)、トレーダーとしては10年に一度の大チャンスが到来しています。暴騰、暴落のどちらでも莫大な利益をあげることができる。国内FXではレバレッジの関係で到底実現しえないですが、海外FXならハイレバ取引が可能です。しかも取引資金を引き上げてくれるボーナスも多数用意されています。コロナ騒動をきっかけとした臨時ボーナスを用意しているFX業者も出てきました。
チャンスはいきなり到来します。そのときになってあわてないよう、早めの口座開設、資金準備をおススメします